日本で最初のガス灯 <横浜市中区>
高島嘉右衛門の「日本ガス社中」により、日本で最初に製造・設置されたと言われているガス灯(復元)。
日本で最初のガス灯
安政6年(1859年)に開港場となって以来、横浜は西洋文化の玄関口となりました。馬車道を起点として全国に拡がったものも数多くあります。
ガス灯は、明治5年(1872年)に、高島嘉右衛門の「日本ガス社中」により、馬車道・本町通り等に設置、点灯され、これが日本における最初のガス灯となりました。柱部は英国グラスゴー市から輸入し、灯具は日本人職人により製造されたと言われます。
このたび、横浜市市民文化会館〔関内ホール〕新築完成を祝って、当時の型をモデルとしたガス灯を復元設置しました。
壁面レリーフは、横浜開港資料館所蔵の絵葉書を転写したもので、明治末期の馬車道です。
昭和61年9月27日
馬車道商店街協同組合
ガス灯 抜粋
明治時代に入ってから本格的な西洋式ガス灯の照明器具が用いられるようになった。日本で最初に西洋式ガス灯が灯されたのは1871年(明治4年)、大阪府大阪市の造幣局周辺においてで、機械の燃料として用いていたガスを流用する形で工場内および近隣の街路にてガス灯が点灯された。その時使われたガス灯の器具は造幣局内に現存する。
翌年の1872年(明治5年)9月1日に、実業家高島嘉右衛門とフランス人の技師プレグランの尽力により、神奈川県横浜市に最初のガス灯が造られ、日本におけるガス利用に先鞭をつけた。
ガス灯@Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B9%E7%81%AF#%E6%97%A5%E6%9C%AC
2021年10月29日
横浜市中区馬車道
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濱ぶら 2021年10月29日
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