横浜の城郭巡り 氷取沢陣屋跡

横浜の城郭巡りで磯子区氷取沢の氷取沢陣屋跡を訪れた。

「新編武蔵」には松本村の項で「間宮豊前守陣屋・・・金沢道の傍、笹下にあり、平地にして今は陸田となれり、広さ八反(約八〇〇〇平方メートル)」とその居館を記している。そして、洋光台武内氏宅付近(地図6)に内屋敷、御下公園(おしもこうえん)近くに下屋敷があったと伝えられている。また、成就院脇から南へ上る空堀状の道があるが、その上の高台一帯が本丸の役割を果していたと考えられる。更に、笹下川や左右手川(そうでがわ)を外堀として房総の里見軍に備え、外郭の守りとして東に「杉田陣屋」屏風ヶ浦の「森陣屋」南に「氷取沢陣屋」北に出城としての「松本城」などを構え、西は遠く玉縄城へと通じていた。
歴史の散歩道@港南区 より


2021年7月4日
横浜市磯子区氷取沢町

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横浜の城郭 -2-
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氷取沢公園下バス停を下車


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正面建物の左奥辺りが氷取沢陣屋跡

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