Hammer Head Crane ハンマーヘッドクレーン

1914年に新港ふ頭の西側の突堤に、日本で最初の湾港荷役専用クレーンが整備された。イギリスのコ―ワンス・シェルドン社製の大型クレーンで、最大50トンまでの鋼材や重量物を運ぶことができ、金づちに似た形状から「ハンマーヘッドクレーン」と呼ばれ親しまれた。
ハンマーヘッドクレーンは日本に3基のみ現存するクレーンの一つであり、関東大震災にも耐えた歴史的に貴重な電動式クレーン。他に現存するクレーンは三菱長崎造船所の200トン吊り(大正元年(1912)竣工)、佐世保電工株式会社の250トン吊り(大正2年(1913)竣工)で、世界でも17基しか現存していないと言われている。

2020年2月10日
横浜市中区新港2丁目14-1

関連

Yokohama Hammer Head 横浜ハンマーヘッド
https://hamabra4.seesaa.net/article/202002article_26.html

新港埠頭・ハンマーヘッドクレーン
http://www.u-sol.co.jp/hstYdsp/summary/entry.php?id=6&kd=4





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